綾部八幡神社

日本最古の気象台  

          

          

綾部八幡神社は中原校区綾部地区にある歴史ある神社の一つです。
日本最古の天気予報といわれる「旗上げ神事」「旗下ろし神事」では、旗の巻き具合で風雨の襲来や農産物の豊凶を占います。

春は桜やつつじ、秋にはイチョウの黄葉等も楽しめ、地元のみならず史跡を訪ねて遠方から来られる方も多い神社です。

由来

綾部八幡宮縁起によると…

「文治5年(1189)7月右大将源頼朝公奥州藤原泰衛を征伐の際、当綾部の庄の地頭綾部四郎太夫通俊、弟加世新太郎通宗等は手勢を率いて従軍した。そのおり、鎌倉の鶴岡八幡宮に参詣して祈念をこめたが、その神霊の加護により忠勇群を抜き、公帰陣の後、其の恩賞として綾部庄五百町歩と、たとい子孫中罪科を犯しても三度までは寛免するの奏書を賜り肥前第一の御家人となった。


通俊は元久2年(1205)鶴岡八幡の分霊を勧請して社領百町歩を寄進し東肥前の鎮護の神として大いに尊崇した。これが綾部八幡神社の起源である。また、平安朝村上天皇大暦5年夏綾部郡風水害の折り、隆信沙門という傑僧が九千部山頂に於いて風神に祈念し法華経九千部を読誦して殉じたと言う。よってその徳をしのび九千部山の風神二柱を合祀したのである。


以来、神木に麻旗を掲げ天気を予知する便りとした。これは日本最古の気象台で日本三旗の一つである。
これより風神は農業の神として大いに崇敬されて今日に至る。」(境内由来縁起より)

旗上げ神事(毎年7月15日)

 

旗下ろし神事・奉納相撲 (毎年秋分の日・翌日)

 

 

神社メモ

御祭神: 応神天皇、神功皇后、住吉大神、武内宿祢、風神二柱

祭礼日:夏 祭・7月15日(旗上式 五穀豊穣祈願祭)
祈念祭、9月1日・九千部山詣
        秋 祭・9月彼岸中日(例祭 浮立) 翌日(旗下式 五穀豊穣感謝祭)、 
        中 祭:1月1日・元旦祭、1月3日・元始祭、2月17日

境内社: 稲荷神社、天満神社、八坂神社

綾部八幡神社のご朱印

佐賀県の重要無形文化財に指定された「旗上げ神事」の印が入っています。

 

ご朱印をいただく前に必ず神社にご参拝ください。

※神社には拝観時間や開閉門時間があります。
御朱印をいただける時間はその範囲、または少し早めに終わることがあります。
ご参拝の際にはお気をつけください。
また、宮司さんのご都合や祈念等で一時的に出られていることもありますので
遠くからご参拝の際はお電話でご確認ください。

綾部八幡神社の場所

住所:みやき町大字原古賀2338

電話:0942-94-4159


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